にしくぼ診療所が
マンモグラフィ撮影施設として
認定を受けました。


~マンモグラフィ施設認定について~

  施設認定とはNPO 法人マンモグラフィ検診精度管理中央委員会(以 下精中委)がマンモグラフィを行う施設として基準を満たしていると認 めたものです。 精中委は日本で唯一マンモグラフィの施設画像認定評価を行っている 団体です。 評価の内容は書類での審査、画像評価、放射線の線量の評価がありま す。画像の評価では実際に検診施設にて撮影した3枚の写真で行い、ポ ジショニングや圧迫、濃度など細かく点数がつけられます。乳房撮影の 画質、品質管理、被ばく線量が基準値を満たし、乳がん検診の質の高さ を認められた施設が認定されるのです。

~なぜそのような認定が必要なのでしょうか?~

マンモグラフィといえば、乳がん検診( 検査) で撮影した。という方 が多くいらっしゃるかと思います。 撮影された画像では1mm 以下の非常に小さい石灰化を、乳腺との重なりの中から見つけなくてはなりません。少しの濃度の差を見つけられる高い精度が必要となってくるのです。 そのためには撮影時のポジショニングはもちろん、撮影する機械、フィルムを印刷する機械など数多くの管理が必要です。

   撮影した写真を医師に見ていただき、診断しやすいようにするために認定は必要なのです。  

  2013 年3 月に認定されたことにより、当院が精中委のホー ムページに認定施設として掲載されます。 乳がんの早期発見、早期治療、ピンクリボン運動が拡大しマンモグラフィの重要性が高くなってきました。 今回の認定に満足せず、これからも日々の管理、技術の維持、 向上に努めたいと考えています。

放射線技師 越智 さゆり

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