武蔵野市は住宅地・商業地が中心の街ですが、市内には農地もあり、平成24年の時点では32.15ヘクタールの農地面積があるそうです。生産されている作物の種類も多岐にわたっており、このコーナーでは武蔵野市で生産されている作物およびその栄養についてご紹介します。

くブルーべリー〉

 ブルーべリーは北アメリカ原産ツツジ科の植物で日本に初めて入ってきたのは1951年、本格的に栽培がはじまったのは1956年頃といわれています。

 武蔵野市内では年間約3トン生産されており、7~9月の収穫時期には市内の果樹園で青い実がついている様子を見ることができます。果樹園によっては収穫体験をおこなっているところもあるそうです。

 ブルーリーの特徴でよく聞かれh るのが、アントシアニンというポリフェノールを含んでいることです。

 アントシアニンは、日の疲れ(眼精疲労)に効果があるといわています。ブルーべリーのアントシアニンは網膜にあるロドプシンという成分を助け、加齢や眼精疲労で見えにくくなるのを防ぐチカラがあります。ただし視力改善に良いアントシアニン効果的に摂るには1日60g~300gのブルーリーを食べなくてはならないそうなので、アントシアニンをブルーリーのみで摂取するのではなく他の食品・食事と組み合わせて摂取すると良いでしょう。ちなみにブルーリー(中粒程度)10粒で約10gです。

 他にも抗酸化力のあるビタミンAやEが含まれており、食物繊維も多く含まれている果物です。

参考:武蔵野市HP (www.citymusashino.lg.jp/)

JA 東京むさしHP (http://www.jatm.or.jp/farming/)

五訂日本食品標準成分表

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